バナナ・パワー

バナナ・パワー

高血圧・血糖値対策に効果! (以下、レポート形式で記載します)

バナナにはいろんな栄養素が含まれているが、今日のポイントは、「カリウム酵素トリプトファン」です。

バナナに含まれる「カリウム」は高血圧(最高血圧が140mmHg以上、あるいは、最低血圧が90mmHg以上)対策によく、血管を老けさせない。
→カリウムは、生物にとっての必須元素であり、神経伝達で重要な役割をする。
→バナナを生でそのまま食べるより、乾燥させたバナナの方がカリウムを最大限に摂取(乾燥バナナは、生バナナの1/10程で同程度のカリウムを摂取可)できる。

冷凍バナナ:ポリフェノールUP→脳の血管などの炎症を抑える。
→ポリフェノールは抗酸化作用が強く、活性酸素などの有害物質を無害な物質に変える作用があり、動脈硬化など生活習慣病の予防に役立ちます。

加熱バナナ:オリゴ糖UP→腸内環境を整える。
→オリゴ糖は、虫歯になりにくい、低エネルギー、整腸作用(腸内細菌を増やす)、ミネラル(カルシウム、マグネシウム、鉄など)の吸収促進がるといわれています。


バナナには「ブドウ糖、果糖、ショ糖」の3種類の糖が含まれている。
→黒くなったバナナは「ショ糖」(血糖値が急激に上がる)が減って「果糖」(血糖値が緩やかに上る)が増える。つまり、黒バナナは、ゆっくり血糖値が上がるので健康にも良い。

黒バナナは「酵素」の量が大幅にUPする。
→酵素は本来、体の中で作られるが、40歳を過ぎると体内で作られる酵素が減る。この酵素が減るとガンになりやすくなり、記憶力が低下する原因となる、といわれている。
→酵素は、タンパク質の一種で生命維持のための新陳代謝や生体化学反応に不可欠な物質です。


バナナに含まれる「トリプトファン」という成分が、脳内の「セロトニン」というホルモンを増やし、寿命を延ばしてくれる。セロトニンは、幸せホルモンと呼ばれ、脳にリラックス効果をもたらす。その材料となるのがトリプトファンで、これは体内で作ることができない。
→トリプトファンは体内で合成できない必須アミノ酸の1つで、精神の安定、うつ病の予防などに効果を発揮するといわれています。
→セロトニンは、精神の安定や睡眠に深く関わっている神経伝達物質です。セロトニンが不足すると、ネガティブな思考になったり、内臓の働きや代謝が下がったりするため、心身の安定のためには不足しないように分泌させることが重要です。

バナナを朝食で食べると寝付きが良くなる。
トリプトファンはセロトニンになった後、体内時計を整える睡眠ホルモン「メラトニン」になる。メラトニンは作られるのに時間がかかるので、朝にバナナを食べる。
→夜、眠くなるのはメラトニンというホルモンの働きである。メラトニンは、夜になると徐々に分泌が増え、夜中に最大となる。夜、メラトニンがたくさん分泌されることは、良い睡眠に不可欠である。

バナナをむいたときの白い筋には食物繊維がたっぷり含まれているので、食べた方が良い。

バナナは太りにくい。
バナナの糖分はすぐにエネルギーに変化せず太りにくい。ただし、食べる量は、1日1~2本程度にする。

※注 意:慢性腎臓病で腎機能が悪化している人は、血液中のカリウム濃度が高くなります(高カリウム血症)。腎臓の機能が低下している人はバナナの摂取について、必ず医師に相談してください。

※画 像:林修の今でしょ!講座 TV朝日 2018/07/03

※豆知識:一度実がなったバナナの木は枯れてしまう(二度と実が出来ない)ので、新しく芽を出してきた若木を育てて、実(バナナ)を取るのだそうです。

主の慈しみとまことはとこしえに/わたしたちを超えて力強い。ハレルヤ。 (詩編117編2節)