誤った恐れと正しい恐れ

出エジプト記20:20
モーセは民に答えた。「恐れることはない。神が来られたのは、あなたたちを試すためであり、また、あなたたちの前に神を畏れる畏れをおいて、罪を犯させないようにするためである。」
→口語訳:モーセは民に言った、「恐れてはならない。神はあなたがたを試みるため、またその恐れをあなたがたの目の前において、あなたがたが罪を犯さないようにするために臨まれたのである」。
→聖書協会共同訳:モーセは民に言った。「恐れてはならない。神が来られたのは、あなたがたを試みるためである。神への畏れをあなたがたの目の前に置き、あなたがたが罪を犯さないようにするためである。」
→KING JAMES BIBLE:And Moses said unto the people, Fear not: for God is come to prove you, and that his fear(神への畏敬)may be before your faces, that ye sin not.
→New King James Version:And Moses said to the people, “Do not fear; for God has come to test you, and that His fear(神への畏敬)may be before you, so that you may not sin.”

誤った恐れと正しい恐れ(=畏れ=畏怖)
神を怖がって、神から離れてしまう“恐れ”です。これは、神に対する誤った恐れです。
目の前におられる聖なる神のご臨在を強く意識し、もう罪をおかさないようになる、敬意を持った、神に対する正しい恐れ=畏れ=畏怖です。
→箴言1:7 主を畏れることは知恵の初め。無知な者は知恵をも諭しをも侮る。