当流に、万能一徳の一句あり。初心忘るべからず(花鏡)

約600年前、能を大成した世阿弥(ぜあみ)は、能楽に関する様々な文書を執筆していた。50歳半ばに書いた『花鏡(かきょう)』という伝書には「初心忘るべからず」という言葉を書き残している。

信仰において、私たちが神から離れ、霊的に生ぬるい状態になったときの最善の解決策は、「悔改め」「基本に立ち返る」ということです。基本に立ち返るとは、イエスの勧告に従うということです。初心に帰り、聖書を一節一節読み、神が私たちに何を伝えようとしているかを考え、神と心と心との関係を持ち続けることです。

そこで、あなたに勧める。裕福になるように、火で精錬された金をわたしから買うがよい。裸の恥をさらさないように、身に着ける白い衣を買い、また、見えるようになるために、目に塗る薬を買うがよい。(ヨハネの黙示録3章18節)