きずな/絆 Kizuna

聖書には、「きずな」(ties/bond、ties<bond)という言葉が4回登場する。

▶エゼキエル書20:37
・私はあなたがたに杖の下を通らせ、契約の絆へと導く(聖書協会共同訳:SKK)。
・あなたがたを念入りに数え上げ、ほんの一握りの者だけをイスラエルに戻す(リビング・バイブル:LB)。
→この聖句は、レビ記27:32を連想させる。
牛や羊の群れの十分の一については、牧者の杖の下をくぐる十頭目のものはすべて、聖なるもので主に属する。(レビ記27:32、新共同訳)

▶ホセア書11:4
・私は人を結ぶ綱、愛の絆で彼らを導き/彼らの顎から軛を外す者のようになり/身をかがめて食べ物を与えた(SKK)。
・人が大切な牛を引いて歩くように、わたしはイスラエルを愛の綱で導いた。食べる時には、くつわをゆるめ、わたし自身が身をかがめて食べさせてやった(LB)。

▶エフェソの信徒への手紙4:3
平和の絆で結ばれて霊による一致を保つよう熱心に努めなさい(SKK)。
御霊によって心を一つにされるよう常に努力し、互いに仲良く暮らしなさい(LB)。

▶コロサイの信徒への手紙3:14
・さらに、これらすべての上に、愛を着けなさい。愛はすべてを完全に結ぶ帯です(SKK)。
・何よりも大切なのは、愛をもって仕え合うことです。そうすれば、教会全体が深く結びつき、麗しい調和が与えられます(LB)。
→ヨハネの手紙一4:18
愛には恐れがない。完全な愛は恐れを締め出します。なぜなら、恐れは罰を伴い、恐れる者には愛が全うされていないからです。

※上記の聖句は、聖書研究ソフト「聖書Navi Active」により検索、抽出しています。