OODA

Observe(観察)、Orient(整理)、Decide(決定)、Act(行動)の頭文字を取った略称で、「ウーダ」と読みます。

OODAは、アメリカの軍事戦略家であるジョン・ボイド氏が発明した、先の読めない状況で成果を出すための意思決定方法です。PDCAサイクルに類似した意思決定・行動のためのフレームワークですが、変化の速い(変化を読めない)状況において強みを発揮する手法だと言われています。

1.Observe(観察)
状況を注意深く観察し、情報を収集し分析します。これにより、現在の状況や環境の理解が深まります。

2.Orient ※1(整理)
収集された情報を整理し、自身の理解や視点を確立します。これにより、状況や問題に対する理解が醸成され、次の行動に繋がる情報が整理されます。

3.Decide(決定)
整理された情報と理解を基に、適切な行動計画や戦略を決定します。これにより、実際の行動に向けた方向性が確定します。

4.Act(実行)
決定された行動計画を実行し、行動を開始します。これにより、新たな情報や変化に対する反応が生まれます。

先が見えない時代、調査分析もしない計画(PDCA)は、絵に描いた餅、つまり結果が伴わないことは誰の目にも明らかです。これは教会活動においても言えることであると思っています(土師 萌)。

※1:「考え方などを特定の目的に合わせる(向ける)」「物を一定の方位に合わせる、合わせて置く」という意味。

下記、聖句のキーワードは・・・。