意外と知らない!

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「逆さ箸」。実はマナー違反って知っていましたか?

大皿料理などからおかずを取り皿に取る際にやっている人も多い「逆さ箸」ですが、実はこれはマナー違反なんです。自分の手が触れた部分で料理をつかむことになり、また箸の両側が汚れてしまうため、マナーとしてよくありません。通常は、取り分け用のお箸が用意されていますが、それがなければ、取り分け用のお箸をもらうようにしましょう。

昔から食事中に一緒に食べている人に不快な気持ちを与えるような箸の使い方を日本人は「嫌い箸(きらいばし)」 と呼んでいました。嫌い箸とは“やってはいけないお箸の使い方”のことです。楽しく気持ちがいい食事をするためにも、嫌い箸について皆さんも調べてみましょう。

また、これはほとんどの方が知らないと思います。

たとえば、 徳利などのように、「注ぎ口」がある場合は、相手に注ぎ口を上に向けて注ぐのが正しい注ぎ方なのです。諸説ありますが、その理由は、相手に宝珠(ほうじゅ:仏教で説く宝の玉、意のままに願いをかなえる宝)の形が良く見えるようにという意味や、注ぎ口から注ぐと縁を切るという意味になり、それを忌み嫌ったなどの理由からです。

※参考になるホームページ 嫌い箸

見よ、わたしは戸口に立って、たたいている。だれかわたしの声を聞いて戸を開ける者があれば、わたしは中に入ってその者と共に食事をし、彼もまた、わたしと共に食事をするであろう。 (ヨハネの黙示録3章20節)