三大流星群

三大流星群
毎年ほぼ安定して、多くの流星が流れる3つの流星群「ふたご座流星群」「しぶんぎ座流星群」「ペルセウス座流星群」は、「三大流星群」と呼ばれます。

神は二つの大きな光る物と星を造り、大きな方に昼を治めさせ、小さな方に夜を治めさせられた。(創世記1章16節)

▶ふたご座流星群
毎年ほぼ一定して、多くの流星が見られるという点では、年間最大の流星群。条件の良いときに熟練した観測者が観測(12月4日~12月17日)すると、1時間に100個程度の流星を数えることは珍しくありません。

▶しぶんぎ座流星群
年末から1年の最初(12月28日~1月12日、極大1月4日頃)に見られる流星群。流星の出現数は年によってかなりムラがあり、どのくらい流れるか予想するのが難しい流星群。1時間あたり100個程度の流星が見られた年もありますが、通常は1時間あたり20個から50個程度の出現です。
「りゅう座(イオタ)流星群」と呼ばれることがありますが、「しぶんぎ座」は、現在では存在しない「壁面四分儀(へきめんしぶんぎ)座」という星座に由来しています。

2019年のお正月は天体観測を楽しもう!

▶ペルセウス座流星群
年間でも常に1・2を争う流星数を誇ります。条件がよい時に熟練した観測者が見ると、1時間あたり80個以上の流星が観測(7月17日~8月24日)されます。極大の時期(8月13日頃)がお盆の直前なので、夏休みなどの時期と重なり多くの人が注目しやすい流星群です。

参考:国立天文台