足るを知る

「主は羊飼い、わたしには何も欠けることがない。」(詩編23編1節)

英語の聖書では、”I shall not want.””I shall not be in want.”(私は何も要らない、満ち足りている)」と記されています。
「隣の芝生は青い」と言われるように、周りを見たら、自分よりも豊かに見える人がいるかもしれません、将来の不安を感じることもあるかもしれません。

しかし、私たちを導き、養ってくださる「羊飼いなる神様」に真っ直ぐに目が注がれている時、そこには「平安」があります。導き、養って下さる父なる神様がいれば、必要な都度、足りないものは必ず満たして下さるという安心感が湧いてきます。

他人と比較しての満足感や自己満足を求めているのであれば、いつまでも不足を覚えます。
信頼する親(父)であり羊飼いである神様に身を寄せるなら、心の平安、安心感を得ることが出来るのです。

何に身を寄せるかではなく、誰に身を寄せるかが大事であることを、
この詩編23編は教えてくれます。