一つの生命を救う者が世界を救える<タルムード>
戦争映画は苦手なので、あまり見ませんが、これ(シンドラーのリスト、実話作品、監督:スティーヴン・スピルバーグ)はたまたまTV(BS)でやっていましたのを録画し、久しぶりに観ました。
第二次世界大戦時にドイツによるユダヤ人の大量虐殺(ホロコースト)が東欧のドイツ占領地で進む中、ドイツ人実業家オスカー・シンドラーが1100人ものポーランド系ユダヤ人を自身が経営する軍需工場に必要な生産力だという名目で絶滅収容所送りを阻止し、その命を救った実話を描いた作品です。
観ていて、意味の分からないところもあり、評価はいろいろあると思いますが、史実を知るうえでも凄い映画だと再度実感しました。
最後のシーンでこんなテロップが流れます。
・・・オスカー・シンドラーは戦後、結婚にも事業にも失敗。1958年エルサレムに招かれ“正義の人”に選ばれてユダヤ人虐殺(ホロコースト)記念館の前の“正義の通り”に植樹を行った。その木は今日も生長を続けている。・・・
ヤコブの手紙2:4
あなたがたは、自分たちの中で差別をし、誤った考えに基づいて判断を下したことになるのではありませんか。