大坂なおみ日本人初の全豪シングルス女王

大坂なおみ日本人初の全豪シングルス女王 2019.01.25

どんな状況でもベストを尽くせば、チャンスは必ずやってくる。

大阪府大阪市中央区出身の女子プロテニス選手、世界第4位の大坂なおみ(21)が、男女を通じて日本人初の全豪シングルス女王の快挙を達成した。

クビトバ(チェコ)との決戦を7-6、5-7、6-4のフルセットで制し、最新世界ランキングで、アジア初のシングルス世界1位も確定した。

強いメンタルが必要とされる試合で、以前ならラケットを投げつけて怒りを露わにする場面で、ぐっとこらえて忍耐し、我慢している姿、心の切り返しをする姿が印象的でした。

怒りの感情の背後には、相手や自分を思い通りに支配したいという気持ちが隠されていることが多いものです。そのような思いが、怒りという形で行動に表わされると、仮にその場では、相手を従わせることが出来たとしても、気まずさや恐れ、不快感を生み、次第に人間関係や自分自身を悪化させてしまいます。逆に、感情をコントロールすることで、自分にとっても、いい人間関係を築くことができるのです。

わたしの愛する兄弟たち、よくわきまえていなさい。だれでも、聞くのに早く、話すのに遅く、また怒るのに遅いようにしなさい。(ヤコブの手紙1:19)