115 良い牧者(2)
ヨハネによる福音書10:11~21

11わたしは良い羊飼いである(I am the good shepherd)。良い羊飼いは羊のために命を捨てる

【一言】 シェパード(ドイツ原産の犬種German Shepherd Dog)は、「ドイツの牧羊犬」という意味があり、また忠誠心と服従心に富み、訓練を好む性格であることから、「牧羊犬」と勘違いされることが多いが、実際には牧羊犬として使役されたことはない。実際には、災害救助犬・軍用犬・警察犬・麻薬探知犬など特殊訓練を必要とする作業犬として活用されている。

12羊飼いでなく、自分の羊を持たない雇い人は、狼が来るのを見ると、羊を置き去りにして逃げる。

(雇い人は、ただ賃金のためだけに働いているのであって、自分の身の安全が第一で、羊がどうなっても全く関係ないからである。)――(その結果、)狼は羊を奪い、また追い散らす。――

13彼は雇い人で、羊のことを心にかけていないからである。
→エレミヤ書10:21~22(バビロン捕囚の預言)
群れを養う者は愚かになり/主を尋ね求めることをしない。それゆえ、彼らはよく見守ることをせず/群れはことごとく散らされる。声がする。見よ、知らせが来る。北の国から大いなる地響きが聞こえる。それはユダの町々を荒廃させ/山犬の住みかとする。
→エレミヤ書12:10~11(バビロン捕囚の預言)
多くの牧者がわたしのぶどう畑を滅ぼし/わたしの所有地を踏みにじった。わたしの喜びとする所有地を/打ち捨てられた荒れ野とし/それを打ち捨てられて嘆く地とした。それは打ち捨てられてわたしの前にある。大地はすべて打ち捨てられ/心にかける者もない。

※115 良い牧者(2)資料:わたしは・・・である