日本を取り巻く自然のパワー

日本を取り巻く自然のパワー
日本の国土面積は、地球上の陸地の約400分の1にすぎないのに、日本列島およびその周辺から吐き出される地震や火山噴火のエネルギーは、地球全体の約10分の1に達している。これは、日本列島が世界有数の変動帯に位置しているからである。
また、日本の活火山は北方領土や海底火山を含めると111を数え、世界第2位、マグニチュード8.0以上の大地震も世界の約2割が日本で発生している。
梅雨前線や台風などによる豪雨もあり、年間降水量は世界平均の973mmに比べ、日本は約2倍の1714mmと世界で4番目の多雨国である。
これが私たちの住む日本であるということを忘れてはいけないのです。

シベリア気団
冬に発達する大陸性の気団で、冷たく乾燥した空気のかたまりである。冬に北西の季節風がふくのはシベリア気団の空気が流れ出したものである。

オホーツク海気団
梅雨や秋雨のころに発達する海洋性の気団で冷たく湿った空気のかたまりである。

揚子江気団
春や秋に発達する大陸性の気団で、温かく乾燥した空気のかたまりである。この気団の一部が偏西風にのって移動してくるものが移動性高気圧である。

小笠原気団(北太平洋気団)
夏に発達する海洋性の気団で、温かく湿った空気のかたまりである。夏の南東の季節風は小笠原気団の空気が流れ出したものである。夏に蒸し暑いのはこの気団の影響である。

日本付近では、大陸プレートの北アメリカプレートとユーラシアプレートがぶつかりあい、海洋プレートの太平洋プレートとフィリピン海プレートがその下にもぐりこんでいます。

フィリピン海プレートは主にユーラシアプレート(一部北アメリカプレート)の下にもぐりこみ、太平洋プレートは北アメリカプレートとフィリピン海プレートの下にもぐりこんでいます。関東の地下は北アメリカプレートの下にフィリピン海プレート、さらにその下に太平洋プレートがもぐりこむという複雑な構造をしています。

主の日は盗人のようにやって来ます。その日、天は激しい音をたてながら消えうせ、自然界の諸要素は熱に熔け尽くし、地とそこで造り出されたものは暴かれてしまいます。 (ペトロの手紙二3章10節)
そして、稲妻、さまざまな音、雷が起こり、また、大きな地震が起きた。それは、人間が地上に現れて以来、いまだかつてなかったほどの大地震であった。(ヨハネの黙示録16章18節)
※SONG:アメリカ橋 狩人