💖安らぎの物質「オキシトシン」

「幸せホルモン」「恋愛ホルモン」「抱擁ホルモン」「信頼ホルモン」「絆ホルモン」「思いやりホルモン」「癒しホルモン」などと呼ばれる「オキシトシン」(Oxytocin)。
「飼い主とイヌが触れ合うことや人と人との抱擁、ふれあい、ボディタッチなどでも分泌されるのがオキシトシンです。家族や他者とのスキンシップや信頼関係に深く関係しているホルモンです。

現代は、IT革命の副作用で、「現実(リアル)=オフライン」でのふれあいの機会がどんどん減り、触るものといえば、パソコンなどのキーボード、スマホ画面というライフスタイルは、現代人にとって、明らかに「オキシトシン不足」になりやすい状況になっています。

コロナ禍による、表情が分かりにくいマスク姿(特に、人格形成を必要とする赤ちゃんや幼児にとってはいい影響を与えない)やオンラインによるリモートワーク、テレワークが拍車をかけていることは誰もが認めることです。

ストレスを癒し、心身の健康のために必要なのがオキシトシン。

このオキシトシンを分泌させるには、①感動する、②感情を素直に表す、③親切を心がける、④思いやりや優しい気持ちを持つ、⑤イヌなどのとのスキンシップなどがあると言われています。

オキシトシンは、脳の視床下部(室傍核と視索上核)で合成され、下垂体後葉から分泌されます。

いかに幸いなことでしょう/弱いものに思いやりのある人は。災いのふりかかるとき/主はその人を逃れさせてくださいます(詩編41:2)。

心配は人をうなだれさせる。親切な言葉は人を喜ばせる(箴言12:25)。

互いに親切にし、憐れみの心で接し、神がキリストによってあなたがたを赦してくださったように、赦し合いなさい(エフェソの信徒への手紙4:32)。