ヒートショック

フィリピの信徒への手紙2:4
めいめい自分のことだけでなく、他人のことにも注意を払いなさい。

暖かい居室からトイレに行くと、室温差に思わず震えてしまいます。この気温差が、ヒートショックを引き起こす原因にもなります。ヒートショックとは、急激な温度の変化で身体がダメージを受ける(血圧が大きく変動する)ことで失神や心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こし、身体へ悪影響を及ぼすことです。入浴中に亡くなる方は、全国で年間約1万4000人と言われていますが、原因の多くはヒートショックである可能性がありますので、脱衣所などを暖める対策をし、注意しましょう。また、入浴はぬるめのお湯(40度以下)に入り、長湯を避けましょう。
個人的には、(特に、高齢者の方や生活習慣病の方は)冷え込む深夜に入浴するのではなく、早めの時間に入浴する、また、冷えた日は入浴を控えるのもいいと思います。

飲酒後の入浴は当然控える、若くても油断は禁物であることも忘れないように。

寒いトイレでもヒートショックが起こりますので、これも注意しましょう。

対策としては、
脱衣所やトイレを暖房器(温風式)で暖める
風呂場にマットなどを敷く
シャワーで浴槽にお湯をためることによって、浴室全体を暖める
冬は、入浴前に浴槽のふたを開けておく・・・があります

出典(図):西日本新聞 https://www.nishinippon.co.jp/item/n/357292/