境には楽しめ、逆境にはこう考えよ

コヘレトの言葉7:14
境には楽しめ、逆境にはこう考えよ/人が未来について無知であるようにと/神はこの両者を併せ造られた、と。

境の時には、できるだけ楽しみなさい。逆境が訪れたら、神様は与えると同時に取り上げる方だと知りなさい。こうしてすべての人が、この世ではあらゆるものが空しいと悟るのです。(リビング・バイブル)

と霧」のヴィクトール・E・フランクルは言う。
「それでも人生にイエスと言う」
「それでも人生はイエスと言う」

前者は、このような意味である。
「たとえどれほど逆境に追い込まれたとしても、私はその逆境を引き受けて生き抜こう。」

それに対して、後者は、このような意味である。
「たとえどれほど逆境に追い込まれたとしても、人生は私を決して見捨てない。」

そして、これら両方が不可欠であるとフランクルは言う。

また、フランクルは著書の随所に同じようなことを述べている。

「人間は、どんな状況に置かれようとも、最期の一息に至るまで、意味を実現する可能性を有している。」

「どんな運命に見舞われようとも、人生には無条件に意味がある。」