小説「ペスト」の問いかけ

第二次大戦の只中、「異邦人」「シーシュポスの神話」等の作品で「不条理」の哲学を打ち出し戦後の思想界に巨大な影響を与え続けた作家アルベール・カミュ (1913~1960)。
彼が自らのレジスタンス活動(抵抗運動)で培った思想を通して、戦争や全体主義、大災害といった極限状況に、人間はどう向き合い、どう生きていくべきかを問うた代表作が「ペスト」である。

参考としてお聴きください。
NHK R1 11月22日放送 宗教の時間「小説”ペスト”の問いかけ」


聖書には、「疫病」という言葉が、63回(旧約61回、新約2回)出てきます。

ルカによる福音書21:11
そして、大きな地震があり、方々に飢饉や疫病が起こり、恐ろしい現象や著しい徴が天に現れる。