聖書を味わう(聖書の立体的な学び)

学びの際には、感覚をできるだけ多く使うと良いといわれます。

視覚的に見るだけよりは、触覚的に手を使って書くことを加え、聴覚を使って音読をすると良いのです。
部屋を歩きながら暗記するのもいいかもしれません。

何かの本に書かれていましたが、ユダヤの人たちは、聖書の言葉を暗記する際に、覚えたらならば、飴(アメ)がご褒美に与えられ、神様の言葉は甘いということを味覚で教え、感じるそうです。

味わうとは・・・

「味わう」を辞書で調べると、食べ物の味を感じたり、楽しんだりすることはもちろんのこと、次のようなことが書いてありました。
実際に経験、体験して、楽しさや苦しさなどの思いを十分に知る。⓶物事の面白み・意味を十分に感じ取る。⓷物事の深い意味や良さを感じとる(玩味-がんみ-する)。⓸身にしみて経験、体験する。

聖書も感覚(五感)を使って「味わう」と、聖書(御言葉)の奥深さを「味わう」ことが出来ると思います。

その場面に自分もいるかのように、そのシーンを思い描き、どんな会話がされたのだろうと音と雰囲気を感じ、どんな料理が出されたのだろうと味覚で感じるならば、聖書の世界が立体的に見えてきます。