聖書の成立年代と記者

テモテへの手紙二3:16には、「聖書はすべて神の霊の導きの下に書かれ、人を教え、戒め、誤りを正し、義に導く訓練をするうえに有益です」とあります。聖書は40人以上のそれぞれ異なった背景を持つ人たちによって、1600年の長きに渡って書き続けられていながら、不思議な統一性と調和があります。以下、聖書の成立年代(諸説あります)と記者を記します。

▶創世記(ゲネシス)、出エジプト記(エクソドス)、レビ記、民数記:BC1440頃~1400頃、申命記(第2の律法):BC1410頃=モーセ五書
→預言者(元羊飼い)モーセ

▶ヨシュア記:BC1400頃~1370頃→指導者(ヌンの子)ヨシュア

▶士師記BC1045頃~1000頃、ルツ記:1011頃~931頃、サムエル記上、サムエル記下:960頃→預言者サムエル

▶列王記上、列王記下:BC560頃~540頃→預言者エレミヤ

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