50代後半くらいから少しずつ始まる認知症の予防「5つのポイント」

食生活に注意し、生活習慣病を予防・治療する:低糖質・低塩分を心がける、いろいろな食べ物・飲み物をバランスよく摂る。
→野菜・果物(ビタミンC・E、βカロチン)をよく食べる、魚(DHA、EPA)をよく食べる、1日1杯の赤ワインなどポリフェノールを摂取する・・・

体を動かす:スポーツ、楽器(手指を使う知的活動は脳によい刺激をもたらす)、週3日以上の有酸素運動をする(とくにウォーキングがお勧め)・・・
→身体を動かしながら何かを考える、知的活動(読書、文章を書く、手工芸、コンピュータ作業、趣味や家事、住民会への参加などの社会活動、パズルやゲームをする、美術館や博物館に行く)をする。

達成感を味わう:作品を作る、記録に残す・・・

人と交流する:人と積極的に交流する、趣味をもつ・・・

❺30分未満の昼寝、起床後、太陽の光を浴びる・・・睡眠時間は個人差があり、極端に気にしない。

■「社会参加」と「ゲーム」は中年期以降継続している場合に、「ハンドクラフト」は高齢期に実施した場合に、MCI(Mild Cognitive Impairment軽度認知障害)リスクの低下に関係していた。
特に「コンピュータ操作」は、どの時点で行っていても、MCIリスクの低下に関係していました。
高齢者のパソコンやゲーム 認知症予防に役立つ可能性

■認知症の危険因子には、「加齢」「遺伝」「性差(女性に多い)」「頭部の外傷」などに加え、さまざまな生活習慣病が大きくかかわっています。特に、糖尿病とその予備群、高血圧、脂質異常症などは、脳の血流に影響を与え、認知症を発症するリスクが高いといわれている。

■認知症になりやすい「悪い習慣
□運動不足
□喫煙
□多量飲酒
□食べ過ぎ(特に糖質や脂質の過剰摂取)
□偏食(ビタミンや魚類の不足)
□人づきあいがほとんどない
□本や新聞などを読まない
→㊟スマホ読書は目に悪いだけで全く期待できないため、読書の対象外

■ポイント:無理のない範囲で取り入れ、ちょっとした工夫をしながら、長い時間続けること。

※参考HP:厚生労働省 みんなのメルタルヘルス

テサロニケの信徒への手紙一4章11節
そして、わたしたちが命じておいたように、落ち着いた生活をし、自分の仕事に励み、自分の手で働くように努めなさい。