Ⓒやまざき さをり
~青野川渓谷~(三田市議会だより「つなぐ」2020年2月号vol.159表紙より)

三田市千丈寺湖(青野ダム、三田市を中心に北摂北神地域の人々の大切な水道水源)の上流、緑豊かな青野川渓谷。春は山桜、初夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色など、四季折々の姿が楽しめる。

三田八景のひとつ「青野川渓谷」の上流には「尼ン滝」(あまんたき)という滝があり、約5mの高さから水が数条に別れて流れ落ち、あふれる水はさらに急湍となって次の滝に流れ落ちる、二段滝となっている。

氷点下を下回る真冬の寒さで凍ると、幻想的な風景になるという。また、新緑や紅葉の季節は、両側に迫る山々の鮮やかな色とのコントラストも美しく、「永澤寺」(ようたくじ)へと続くハイキングコースの途中ということもあり、多くの人が訪れる。

風変わりな「尼ン滝」の名は、尼僧が滝に打たれて修行をしたといういい伝えから付けられたといわれている。

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コヘレトの言葉7章14節
順境には楽しめ、逆境にはこう考えよ/人が未来について無知であるようにと/神はこの両者を併せ造られた、と。