幕 屋

幕屋は神が民に会う場所である(出エジプト記29:42~43)。
神は幕屋に臨在し、民の中に住む(出エジプト記25:22)。
幕屋は礼拝の場、すなわち人々が献げ物を携えて来る場所、祭司たちがいけにえをささげる場所である。幕は王の色(青、紫、緋色)で染めた亜麻のより糸で織られた。
→幕屋(移動式の神殿):ミシュカーン(ヘブライ語)=宿る場所
幕屋を覆う幕 幕屋には四枚の幕がかけられる(出エジプト記26:1~14)。

▶内側の幕:ケルビムの模様の豪華な亜麻布の幕(縦:28アンマ=12.6m、横:4アンマ(=1.8m)×(5枚+5枚)=18mと輪と留め金の幅、輪は青い糸で50個作り、同数の金の留め金で留め合わせる)

▶第2の幕:山羊の毛で織った幕(縦:30アンマ=13.5m、横:4アンマ×11枚=19.8mと輪と留め金の幅)

(左図)https://messianic-revolution.com/

▶第3の幕:赤く染められた雄羊の毛皮、サイズは記されていない。

▶第4の幕:じゅごん(水棲動物)の皮(→防水の目的と思われる)、サイズは記されていない。

アカシア マメ科・アカシア属に分類される常緑樹で、材質は樫より固く濃い色を持つ。深く主根を伸ばすため、年間を通してほとんど雨が降らない土地でも生長する(深く根を伸ばすため、強風にも強い)。根粒菌(根に根粒を形成し、大気中の窒素を特殊な働きによって還元してアンモニア態窒素に変換し、宿主へと供給する)を持つ肥料木で養分(窒素)を土に提供している。薪炭の材料になり、アカシア炭は、燃える時間が長い。

贖いの座
㊟ヘブライ人への手紙9章5節の「償いの座」は、新の発刊された聖書協会共同訳聖書では、「贖いの座」に訂正されています。

※上記の聖句は、聖書研究ソフト「聖書Navi Active」により検索、抽出しています。