エズラ記、ネヘミヤ記にある歴史的背景※ネヘミヤ記:エズラ記6章と7章の間の時代(エズラ記はBC460頃~440頃、ネヘミヤ記はBC445頃~420頃にエズラによって書かれた)
※上記の聖句は、聖書研究ソフト「聖書Navi Active」により検索、抽出しています。

▶ペルシア帝国
現在のイランを中心に成立していた歴史上の国家で、一般的にはアケメネス朝・アルサケス朝・サーサーン朝に対する総称で、アケメネス朝ペルシアの別称でもある。ペルシアという名称はBC7世紀以来イラン族の居住地となったイラン高原南西部のパールサ(現:ファールス)に由来する。

▶アケメネス朝歴代王
キュロス2世(ペルシアの初代国王、アンシャンの王キュロス1世の孫)→在位:BC559~530
→BC559にペルシア王国第七代の王(BC559~550)、BC539のオピスの戦いで新バビロニア王国討伐
❷カンビュセス2世(キュロス2世の子)→在位:BC530~BC522
❸スメルディス(キュロス2世の子、カンビュセス2世の兄弟)→在位:BC522
ダレイオス1世(アケメネス家の傍系のヒュスタスペスの子)→在位:BC522~486
クセルクセス1世(ダレイオス1世の子)→在位:BC486~465、口語訳:アハシュエロス(ヘブライ語)
アルタクセルクセス1世(クセルクセス1世の子)→在位:BC465~424
❼クセルクセス2世(アルタクセルクセス1世の子)→在位:BC424
❽ソグディアノス→在位:BC424~BC423
❾ダレイオス2世(=ダリウス2世)→在位:BC422~BC404
❿アルタクセルクセス2世→在位:BC404~BC358
⓫アルタクセルクセス3世→在位:BC359/358~BC338
⓬アルセス(アルタクセルクセス〈アルタフシャサ〉)4世)→在位:BC338~BC336
⓭ダレイオス3世→在位:BC336~BC330