「子供たちのために町を建て、羊のために石囲いを作りなさい。しかし、あなたたちが口に出したことは実行しなさい。」(民数記32章24節)
聖書時代のイスラエルで、羊飼い達が使っていた羊の囲い場は、野の獣から羊を守るために十分な高さの石壁で囲い、更に有刺鉄線のようにいばらをめぐらし、入口をつけました。
数人の羊飼いで放牧し、順番に入口の見張りをしました。
羊の群れが囲いの中で混ざってしまっても、全く問題はありませんでした。
羊たちは、自分の羊飼いの声だけに素早く反応し、自分の羊は呼べばついて来たからです。
羊たちが、飼い主の声を聞き分けられたのは、飼い主の声に普段から慣れ親しんでいたからでした。
私たちも、羊飼いなる主の御言葉に慣れ親しむことによって、導きを聞き分けていきましょう。
「わたしは良い羊飼いである。わたしは自分の羊を知っており、羊もわたしを知っている。」(ヨハネによる福音書10章14節)