文化庁、京都移転(2023年3月27日)
文化庁は、芸術文化の振興、文化財の保存・活用、国際文化交流の振興等を使命としています。その文化庁が27日から京都に移転し、新しい庁舎で業務を開始しました。
国の省庁が地方に全面的に移転するのは初めてで、都倉俊一長官は「文化芸術立国を目指してまい進していく」と訓示しました。
私たちの教団は世界組織であり、日本でも全国組織ですので、文化庁が窓口になります。私たちの教会(信徒)の立場から言うと相談窓口が近づいたと言う点で何かと都合がよくなり、心強く思っています。
宗教年鑑を毎年、公表(発行)しているのも文化庁です。
統一協会(教会)の問題はあまりにもひどすぎる案件ですが、私たちの教団(アメリカ)においても下記のような出来事(問題)がありましたし、これからも起こりがちなことです(このよう事案が発生しないように、「宗教法人法」ではきちんと条文化され、厳しく規制されています)。
<過去に実際にあった出来事> 中央集権化
問題は、世界総会を中心とした中央集権化と統合化の問題であった。世界総会の総理と少数の人々は、教会のあらゆる面で支配権を行使し、小さなことまで彼らの承認を求めた。また、レビュー出版社、バトルクリーク衛生病院、バトルクリーク大学の指導者たちは、同種の機関を一つの理事会のもとにまとめて統合化しようとした。そうすることで、働きの一致を保つことが出来る、経済的である、効率的になると主張した。E・ホワイト(私たちの教団で当初から重要な役割をした女性)は、1890年代を通して教会のこのような過ちを「少数の人々に権力を集中したり、一つの機関を他の機関のもとに置くことは神の計画ではない」「大きな権力が少数の手に委ねられるとき、サタンは断固たる決心をして判断を誤らせ、誤った原則をほのめかし、誤った方針を持ち込みます」と指摘、改革を訴えた。また、中央集権のもとでは、人々は権威のある者に導きと支持を求め、最も大事な神に依存するという経験を失ってしまう、と警告した。教会は明らかに改革が必要でしたが、指導者たちは改革の一歩を踏み出せなかった。
出典:人類救済への神の計画(患難から栄光へ)