152 いちじくの木を呪う、最後の宮清め
(神殿の清め、神殿から商人を追い出す)
マルコによる福音書11:11~18、マタイ21:12~19、ルカ19:45~48→公生涯の最後の宮清め
ヨハネ2:13~22→公生涯の最初の宮清め→参考:ファイルNo.024 最初の宮清め

▶いちじくの木を呪う(マルコによる福音書11:11~14)→エルサレムに降る裁きについての預言的行為
11こうして、イエスはエルサレムに着いて、神殿の境内に入り、辺りの様子を見て回った後、もはや夕方になったので、十二人を連れてベタニアへ出て行かれた(→引き返されました)。

12翌日(→月曜日)、一行がベタニアを出るとき、イエスは空腹を覚えられた。

13そこで、葉の茂ったいちじくの木を遠くから見て、実がなってはいないかと近寄られたが、葉のほかは何もなかった。いちじくの季節ではなかったからである。
→いちじく(無花果)の実は、重要な食物だった。最初の収穫期は6月で、生のまま食された。その約2か月後に収穫される実は、通常日干しにされ、冬の間の食料となった。