インフル予防 うがいよりも歯磨きとお茶
▶感染予防は、まず「正しい手洗い」が基本です。
▶これに加えて、最近、注目されているのが、「口腔ケア」です。
口腔内の細菌はインフルエンザウイルスを粘膜に侵入しやすくする酵素(プロテアーゼやノイラミニダーゼ)を出すため、口腔を不潔にしているとインフルエンザに感染しやすくなる。インフルエンザウイルスは口腔内雑菌の出す「ノイラミニダーゼ」という酵素を介して増殖するのです。
口腔ケアを行い、口腔内雑菌を減少させることで、口腔内雑菌の発生を少なくすれば、インフルエンザ感染を抑制できるのです。
▶お茶などの水分補給も大切と言われています。
緑茶に多く含まれるポリフェノール成分の一種「カテキン」に抗ウイルス作用があり、緑茶を飲むことでインフルエンザの予防が期待できるのです。
図：サラヤ株式会社