134 たとえ話(1)「見失った羊」「無くした銀貨」
ルカによる福音書15:1~10
▶「見失った羊」のたとえ(ルカによる福音書15:1~7、マタイ18:12~14)The Parable of the Lost Sheep
01徴税人や罪人(たち)が皆、話を聞こうとしてイエスに近寄って来た。
→ローマ帝国は徴税の権利書を発行した。権利書は裕福な異邦人に与えられ、雇われた地元の人が税を徴収した。当時のユダヤ人は徴税人を宗教的に汚れていると考え、裏切り者と見なした。
罪人は、律法によれば不浄か、または神に不従順な人々のことを言う。イエスは、神がどれほど罪人を気にかけ、神の民の共同体に迎え入れたいと望んでいるかを教えたかった。イエスはすべての人が罪深く、神に立ち帰るべきだと説いた。