世界報道自由度ランキング2021

国際ジャーナリストNGOの国境なき記者団（RSF）は、「世界報道自由度ランキング」の2021年版を発表している（2021年4月20日）。首位はノルウェー、日本は67位だった。

日本は2020年から１つ順位を落とした。RSFのコメントでは、菅首相は2020年9月の首相就任以降、報道の自由の環境改善に向け何も対策をとっていないと批判。特に、記者クラブ制度が、フリーランスのジャーナリストや外国人記者を差別していると伝えた。また、特定秘密保護法（日本の安全保障に関する重要情報を「特定秘密」に指定して厳格に管理し、漏洩した者に厳罰を科す法律）も批判している。
2021 WORLD PRESS FREEDOM INDEX