世界幸福度ランキング2018 日本は54位

2018年3月14日、国連が世界156カ国の『世界幸福度ランキング』を発表した。

日本は54位で、G7(フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本、イタリア、カナダ)中、最下位。イタリアを除くと欧米の主要国から大きく引き離されている。
上位の10カ国は、主として北欧諸国が占め、10位以内の国はほとんど変化がない。日本は、韓国、ロシア並みで、東や東南アジアの台湾、シンガポール、タイ、マレーシアにも後れを取っている。


算定は、次の6項目を幸福の指標として、各寄与度を集計しているとされている。
(1)人口あたりGDP
(2)社会的支援(または困ったときに頼ることができる親戚や友人がいるか)
(3)健康寿命
(4)選択の自由度(あなたの人生において何らかの選択する自由に満足しているか)
(5)寛容さ(過去1か月の間に慈善団体に寄付をしたことがあるか)
(6)腐敗の認識(政府や仕事上で腐敗が蔓延していないか)

日本が優位なのは、健康寿命。明らかに劣っているのは、社会的支援および寛容さ。社会的支援については、国などの支援は北欧諸国には劣るという。自由度や、腐敗の認識がまだまだ不足していると言われている。確かに、今の日本の諸問題を見ていると納得できる。