祈りは人を強くする 勝負強くする。
「ひふみん」の愛称で知られる加藤一二三 氏の言葉です。
1940年1月1日、福岡県嘉穂郡稲築村(現・嘉麻市)生まれ。14歳7カ月でプロ四段。
史上初の中学生棋士となり、「神武以来(じんむこのかた)の天才」、「1分将棋の神様」の異名を持ち、最高齢現役(2017年6月20日引退)、最高齢勝利、最高齢対局、現役勤続年数、通算対局数、通算敗戦数は歴代1位。
対局中に「あと何分?」と何度も記録係に尋ねたり、昼も夜も「うな重」を注文したり、数多くのエピソードを持つ奇才、将棋界の「レジェンド」。
キリスト(カトリック)教徒であり、1986年に聖シルベストロ教皇騎士団勲章を受章している。紫綬褒章受章(2000年)。嘉麻市名誉市民(2016年)。
▼ラジオ深夜便▽私の将棋人生を支えたもの 棋士加藤一二三 前編
▼ラジオ深夜便▽私の将棋人生を支えたもの 棋士加藤一二三 後編
聖書の話などが出て来ます(一部、プロテスタントの場合と異なります)。
「どんなことでも、思い煩うのはやめなさい。何事につけ、感謝を込めて祈りと願いをささげ、求めているものを神に打ち明けなさい。」(フィリピの信徒への手紙 4章6節)
老いと勝負と信仰と (ワニブックスPLUS新書)