ユダヤ暦における月や日付の決め方/新月の見え方(イメージ図)等

ユダヤ暦では、肉眼による天体観察に基づき、月や日付が決められていた。
ひと月は、日没後に初めて新月が見えた夜に始まり、そして日付は夜空に見える月の形によって決められた。
エルサレム神殿は、毎月の新月を確認する専門家の集団を擁していた。これらの少なくとも二人が新月を確認したと主張すれば、祭司がその者たちに詳細な質問を行い、その正しさを祭司が認めたなら、ラッパが吹き鳴らされ、新月の出現と新たな暦月の始まりをエルサレムの人々に告知した。

国の民は、安息日と新月に、門の入り口の所で主に向かって礼拝しなければならない。(エゼキエル書46:3)