今、この苦しく、重々しく、どこか閉塞感がり、もやもやとしている時、
ニーバーの祈りを思い出しました。

そして、新しく始まったNHKの連続TV小説「エール」ー昭和の作曲家・古関裕而と妻・金子をモデルに、激動の時代を通じ人々の心に寄り添い多くの楽曲を生み出した作曲家とその妻の感動の物語ーにどこか少し救われています。

平静(ニーバー)の祈り ラインホルド・ニーバー(1892~1971年)

神さま
変えることのできないものを受け入れる平静な心を
変えることのできるものは変える勇気を
そしてそれらを見分ける英知を
私にお与えください。

一日、一日を生きて、
一瞬、一瞬を楽しんで、
苦しみを平安へと続く道として受け入れて、
この罪深い世を自分の願うようにではなく、あるがままに受けとめた
あの方がそうなさったように
神さまの御心に自分を明け渡したならば
すべてをいいように変えてくださることを信頼しながら
そのことで私がこの世での人生も、それなりに幸せに生き
来るべき次の世では永遠に
神さまと共にこの上なく幸せになりますように

アーメン

The Serenity Prayer

God grant me the serenity
to accept the things I cannot change;
courage to change the things I can;
and wisdom to know the difference.

Living one day at a time;
Enjoying one moment at a time;
Accepting hardships as the pathway to peace;
Taking, as He did, this sinful world
as it is, not as I would have it;
Trusting that He will make all things right
if I surrender to His Will;
That I may be reasonably happy in this life
and supremely happy with Him
Forever in the next.

Amen.                Reinhold Niebuhr