日本を復興させた白洲次郎のことば

世の中にはね、すべて、物でも人でも3つあるんだよ。
一、「ホンモノ」
二、「ニセモノ」
三、似て非なるものと書いて「似非(エセ)モノ」。

このエセモノが難しいんだよ。
これを見分けられる人間になりなさい。
それにはホンモノをたくさん見ることだ。
絵でも、古代建造物でも、博物館だろうが、美術館だろうが、いっぱい見るんだよ。
そうするとホンモノが分かる。そうすると、ニセモノが分かる。

だんだん目が養われて、エセモノも分かるからね。

白洲家は、摂津国三田藩の儒学者の家系。数々の素晴らしい功績を残した白洲次郎だが、1985年(昭和60年)11月に、妻の正子と伊賀、京都を旅行後、体調をこわし入院、同年11月28日に死去した(83歳)。墓所は三田市の心月院(三田市西山2‐4‐31)に妻と共にある(写真右下の二つの墓石)

ペトロの手紙一 1章7節
あなたがたの信仰は、その試練によって本物と証明され、火で精錬されながらも朽ちるほかない金よりはるかに尊くて、イエス・キリストが現れるときには、称賛と光栄と誉れとをもたらすのです。