子どもたち

子宝草読んで字の如く、「大切な宝物のような子供」の子宝草。
葉の縁にたくさんの小さな「子」が並んで付くので子宝草と呼ばれています。その子を土に乗せるだけで簡単に増やすこともできます。
子が増えるので育てるのも楽しく、お友達にお裾分けもでき、子供から大人まで好まれます。
写真のように、葉の縁の部分から小さな芽が出て、大きくなると簡単に落ち、それがまた大きく育っていきます。

教会でも、どんどん子宝草の子供たちが増えています。
少し大きくなった子どもたちは、教会員の家に養子にしてもらっています。子宝草のように日本ももっともっと子供が増えればいいなと思っています。

子宝弁慶(コダカラベンケイ)という品種もあります。
葉の先端の形状が異なり、子宝草は少し丸みを帯びていますが、子宝弁慶は先端がやや尖った三角葉です。また、子宝草には葉の裏には目立つ斑はありませんが、子宝弁慶には褐色の斑があります。

日当たりを好むので、年間を通じて日当たりのよい場所で育てますが、真夏は日差しが強過ぎるので明るい日陰で育てるようにします。

意外にめずらしいこともあり、一株500円位はするみたいです。

聖書の「ルツ記」にこんな聖句があります。

「どうか、主がこの若い婦人によってあなたに子宝をお与えになり、タマルがユダのために産んだペレツの家のように、御家庭が恵まれるように。」
oooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooo(ルツ記4章12節)


毎日新聞