K.G.(関学)ブルー、ドジャーブルー 、ラピス・ラズリ

ラピス・ラズリ (lapis lazuli)
和名は瑠璃(るり)。トルコ⽯と共に9・12⽉の誕⽣⽯。⽯を意味するラテン語「lapis」と、⻘を意味する「azul」の造語。
深い⻘色から藍色の宝⽯で、しばしば⻩鉄鉱(成分︓鉄と硫⻩、FeS2)の粒を含んで夜空の様な輝きを放つ。⼈類に認知され、利用された鉱物として最古のものとされている。ラピスラズリを原料とした⻘色顔料に天然ウルトラマリン(「海を越える」という意味)がある。
古代ローマの博物学者ガイウス・プリニウス・セクンドゥスはラピスラズリを「星のきらめく天空の破片」と表現した。⽯⾔葉は「尊厳・崇高」等。
⼝語訳では、「しまめのう」と記されている。
真珠の⽿飾りの少⼥(ヨハネス・フェルメール)も高価なラピスラズリを使って描かれた。
創世記2:12節
その金は良質であり、そこではまた、琥珀の類やラピス・ラズリも産出した。