風が奏でる「いのち」の賛歌 造形作家・新宮晋
NHK 1ch 2023年7月30日放送
1970年の大阪万博では、岡本太郎ら巨匠と並ぶ芸術家の1人として出展。
以来、世界各地で活動を続けている造形作家・新宮晋(しんぐう・すすむ)氏。
風から受け取ったメッセージとは。
風を受け優雅に動く巨大な彫刻。風の向きや強弱によって次々と姿を変える作品は、風の動きを翻訳する装置のようだ。作者は半世紀に渡り自然と共に創作活動を続けてきた“風の彫刻家”新宮晋氏86歳。
「風には国境がない、人種差別もない」「人類は風と共に移動し暮らしてきた」という新宮さんに芸術活動で得た、風という地球のいぶき、いのちのメッセージをきく(NHK)。
現代人が忘れている風の美を思い起こさせる。
世界の人に風の流れの意味を知らせる布教者である。 哲学者 海原 猛
内容は、新宮氏個人の生き様を含めて、素晴らしいものでした。
再放送(予定):8月5日(土曜日)PM1時~PM2時
新宮氏はここ三田市にアトリエを持っている。
この方のアトリエを知ったのは、三田教会の信徒に誘われての散歩の途中でのことでした。近くの青野ダムでは作品を以前から見ていて知っていましたが、まさか三田にアトリエがあるとは知りませんでした(土師 萌)。
風は地球の呼吸で 野山や川や海を渡って 通り過ぎていく
生命あるエネルギー。
私にとっては不可解な 自然にとっては当然な そこにはリズムがある。
空中を飛びかっている光とか 眼には見えない磁気のようなものも含めて
うまくつかまえることのできる アンテナを張るのが私のやりたい仕事です。
*****************************造形作家 新宮 晋