誘 惑

ヤコブの手紙1:14~15
むしろ、人はそれぞれ、自分自身の欲望に引かれ、唆されて、誘惑に陥るのです。そして、欲望ははらんで罪を生み、罪が熟して死を生みます。

以下のような話を聞きました。皆さんも同じような考えだと思います。

・・・根本的な原因はやはり、心にある『ゆがめられた神のみ姿』なのではないでしょうか。その『ゆがめられた神のみ姿』は、身近にいる大人たち(例えば親や教師)を通して子供たちに伝えられてしまうことがよくあります。
離れていった青年たちを神さまのもとに呼び戻すには、まず私たち大人が真の神のみ姿を心にしっかりと描き、それを毎日の生活に反映させながら、彼らとコミュニケーションをとっていくことが大切ではないでしょうか。
色々な手段を用いて教会へ戻るように誘っても、心の病である『ゆがめられた神のみ姿』の治療に当たらない限り、症状はなくなりません。

この問題は私たちの教会だけでなく、他の宗派や一般の人たちにも共通するものがあります。それは、人間として生まれ育っていく過程で、『ゆがめられた神の姿』がまるでマイクロチップのように、心に深く埋め込まれているからです。育った家庭環境、文化、伝統、物語や神話などにも感化されます。

この世の神である、狡猾巧妙なサタンは、私たちがどれほど注意を払っていても、私たちを優しく甘い言葉でそそのかし、私たちの心を変えることなんかは、朝飯前なのです。
私たちキリスト者は、今一度、聖書を深く読み、神様の教え導きを学び直す必要があります。