093 メシア受難の予告(イエス、死と復活を予告する)

マタイによる福音書16:21~28、マルコ8:31~9:1、ルカ9:22~27

マタイによる福音書16:21~28
-・-・-・十字架刑の約半年前のこと・-・-・-

21(ルカ9:21~22イエスは弟子たちを戒め、このことをだれにも話さないように命じて、次のように言われた。)この(→イエスがメシアであり、生ける神の子であることを告白した)ときから、イエスは、❶御自分が必ずエルサレムに行って(→マルコ8:31人の子は必ず多くの苦しみを受け)、❷長老、祭司長、律法学者たちから多くの苦しみを受けて❸殺され、❹三日目(→古代ユダヤの数え方では、当日から数えるので、まる二日目)に復活することになっている(→復活しなければならない→he must be killed and on the third day be raised to life.[NIV])、と弟子たちに打ち明け始められた(→マルコ8:31 教え始められた)。
→祭司長やサドカイ派、ファリサイ派の指導者たちが議会-最高法院:長老、祭司長、律法学者たち、71人の構成員から成る-を開催し、地域の諸問題について決定する権利をローマ帝国から与えられていた(マルコ14:53、55)。