名ばかりの技能実習生制度
「低度」外国人材 移民焼き畑国家 安田 峰俊 著

「ルームメイトは逃亡しました」

国からは「高度」と見なされない、圧倒的多数(外国人労働者)の世界。

大宅賞「八九六四」(1989年6月4日、中国の“姿”は・・・)著者が、絶対的な弱者でも敵でもない、外国人材の「現実」に追る。

日本政府をはじめ、公的機関が使用している綺麗な言葉、「高度外国人材」。
しかし、実際は、「貧しく、日本語もろくに話せない、専門知識もない、非熟練労働に従事している」人たち。今まで日本人が利用していた、中国は経済成長をとげ、稼げない日本に見切りをつけた。その主役は・・・。こんな日本の実態を知ると、真の将来はあるのか、と個人的には思う。(土師 萌)

イザヤ書2:12
万軍の主の日が臨む/すべて誇る者と傲慢な者に/すべて高ぶる者に――彼らは低くされる。

マタイによる福音書20:13
主人はその一人に答えた。『友よ、あなたに不当なことはしていない。あなたはわたしと一デナリオンの約束をしたではないか。