073 「天の国」(網)のたとえ、天の国のことを学んだ学者

「天の国」(網)のたとえ(マタイによる福音書13:47~50) ㊟13:44から続く、イエスのたとえ話

47また、天の国は次のようにたとえられる。網が湖(→新改訳:海→異邦人世界を象徴)に投げ降ろされ、いろいろな魚(→すべての異邦人を象徴)を集める。48網がいっぱいになると、人々は岸に引き上げ、座って、良いもの(異邦人信者)は器に入れ、悪いもの(異邦人未信者)は投げ捨てる(→「良いもの」は義とされた「羊」、「悪いもの-新改訳:腐敗したもの」は罪ある「やぎ」)。

49世の終わりにもそうなる。天使たちが来て、正しい人々(→異邦人信者)の中にいる悪い者ども(→異邦人の偽信者)をより分け、50燃え盛る炉の中(=火と硫黄の池等)に投げ込むのである。悪い者どもは、そこで泣きわめいて歯ぎしりするだろう。」←13:44から続く、イエスのたとえ話の終わり
→網:地引き網。この網は、教会(召会)時代に宣べ伝えられる恵みの福音ではなく、大苦難(患難)の時に、異邦人世界に宣べ伝えられる永遠の福音を象徴している。