個人情報保護の重要性

個人情報保護の重要性

個人情報保護法(個人情報の保護に関する法律)では、
個人情報は「生存する個人に関する情報であって、当該情報に含まれる氏名、生年月日その他の記述等により特定の個人を識別することができるもの(他の情報と容易に照合することができ、それにより特定の個人を識別することができることとなるものを含む)」と定めています(第二条第1項)。

たとえば、本人の氏名はそれだけで個人情報です。また、生年月日、連絡先(住所、電話番号、メールアドレスなど)、会社名なども、本人の氏名と組み合わせることで個人情報となります。

個人情報を記録した媒体(書面、データ等)を持ちだして情報漏洩をしてしまった場合、窃盗罪や横領罪に問われることもあります。不正にコンピュータにアクセスして情報を取得し、漏洩させた場合には、不正アクセス禁止法違反となることもあります。

情報漏洩事件を起こしてしまったら、民事上の責任も発生します。従業員等が情報漏洩を行った場合にも、民法上の使用者責任を問われることになり、情報漏洩の被害者に対して損害賠償をしなければならなくなります。

この様に、個人情報を一度漏洩させてしまえば、取り返しがつかないことになる恐れがあります。

小規模事業者や自治会・同窓会等、すべての事業者、組織が対象です。
個人情報の重要性を理解していないことは「危機管理」、「リスク管理」の面から言っても問題です。

個人情報保護の重要性について、今一度学び、考え、セキュリティ対策を万全にする必要があります。

個人情報漏洩事件・被害事例一覧

暮らしに役立つ情報

個人情報保護(総務省)

自分のことについて友人と言い争うのはよいが/他人の秘密を漏らしてはならない。 (箴言25章9節)