熟 慮

熟 慮

熟慮とは「よく考えをめぐらすこと」を言います。似ている言葉に、「熟考」があります。
じっくりと考えることが「熟考」で、その熟考を重ねることが「熟慮」です。

人間、何にを行うについても、「熟考」「熟慮」が必要です。特に、相手が絡むときは「熟慮」が必要です。たいして何も考えず、思い付きで行動するととんでもない失敗や過ちを犯し、相手に迷惑をかけてしまうことがあるからです。

▶箴言8章5節
浅はかな者は熟慮することを覚え/愚か者は反省することを覚えよ。
You who are simple, gain prudence;you who are foolish, set your hearts on it.

▶箴言14章15~18節
未熟な者は何事も信じこむ。熟慮ある人は行く道を見分けようとする。知恵ある人は畏れによって悪を避け/愚か者は高慢で自信をもつ。短気な者は愚かなことをする。陰謀家は憎まれる。浅はかな者は無知を嗣業とし/熟慮ある人は知識をその冠とする。
The simple believe anything,but the prudent give thought to their steps.The wise fear the Lord and shun evil,but a fool is hotheaded and yet feels secure.A quick-tempered person does foolish things,and the one who devises evil schemes is hated.18The simple inherit folly,but the prudent are crowned with knowledge.

なお、聖書には「熟慮」という言葉は九つ出てきますが、「熟考」という言葉は、聖書にはでてきません。