大活躍!働き者の生物

新型コロナウィルスで世界中が大変なことになっていますが、人間にとって役に立っている微生物もたくさんいます。

汚水をきれいにするために、浄化センターの生物反応槽では目に見えないくらい小さな微生物の力を使っています。

クマムシ
形がクマに似ていることからクマムシ(熊虫、Water bear)と呼ばれ、水生の無脊椎動物である。緩歩(かんぽ)動物と総称されるこの小さな生物は、凍えるような寒さや長期の渇水、大量の放射線に耐えられるだけではない。知られている限り、真空でも生き延びられる唯一の動物だ。

肉眼では確認しにくい微小な動物(体長:0.2~1mm)であり、熱帯から極地方、超深海底から高山、温泉の中まで、海洋・陸水・陸上のほとんどありとあらゆる環境に生息する。

堆積物中の有機物に富む液体や、動物や植物の体液(細胞液)を吸入して食物としている。

ボルティセラVorticella(別名:ツリガネムシ)
体長:0.035~0.085mm
てっぺんの口で細菌を食べる。

※PDF:さんだの水道下水道Vol.2