お正月

辞書で、「正月」を調べると、「一年の初め。一年の生活の始まりとして各国で祝われる。」とあります。古代エジプトでは秋分の日、ユダヤ、バビロニアでは春分の日、ギリシア(BC5世紀まで)では冬至が一年の変り目とされていました。

聖書に、「正月」という言葉は、次の2か所に出てきます。

※年の初めの月(出エジプト記12:2)は、ヘブライ人の暦では最初の月は「ニサン」または「アビブ」(「麦の穂」を意味する、古い暦の呼び方)と呼ばれる。

※酵母を入れないパン(出エジプト記12:18)は、「除酵祭」(種なしパンの祭り)の時に食べる。除酵祭は、カナン定住後に習慣となった春の大麦の収穫祭に由来し、過越祭と同じ時期に祝われるようになった。

㊟今回改定された「聖書協会共同訳聖書」では、「正月」の言葉は、「第一の月」に変更されている。

上:お正月/下:讃美歌 いつくしみ深き / 森山良子

※上記の聖句は、聖書研究ソフト「聖書Navi Active」により検索、抽出しています。