高齢者のパソコン 認知症予防に役立つ可能性
85歳以上は4人に1人が認知症に!

高齢者の4人に1人は軽度認知障害(MCI)もしくは認知症であるといわれています。
厚生労働省の発表によると、65歳以上70歳未満の有病率は1.5%、85歳では27%に達します。日本における65歳以上の認知症患者はすでに240万を超えているという推計もあります。さらに団塊世代が65歳以上になる2015年には250万人、2020年には300万人を超すと推定されています。高齢社会の日本では認知症が今後ますます重要な問題になることは明らかです。

高齢者が毎日本を読み、週に5~6回以上パソコンを操作し、適度な社会参加またはハンドクラフト(手工芸)に取り組み、アナログなゲームをすることが、軽度認知障害(MCI)のリスクの低下に役立つ可能性があることが、米国の研究で分かりました。

「社会参加」と「ゲーム」は中年期以降継続している場合に、「ハンドクラフト」は高齢期に実施した場合に、MCIリスクの低下に関係していました。「コンピュータ操作」は、どの時点で行っても、MCIリスクの低下に関係しています(表1:© NIKKEI STYLE)。  ー2019.12.12掲載ー

中年期・高齢期とも効果ありそうなのは「コンピュータ操作」だ。

コロサイの信徒への手紙3章23節
何をするにも、人に対してではなく、主に対してするように、心から行いなさい。