意外と知らない天気予報
気象庁では全国の気象台で天気の観測を行っています。
気温や湿度、降水量などは観測機器によって観測値が求めますが、天気は目視で観測しています。
快晴 : 雲量が1割以下の状態
晴れ : 雲量が2割以上8割以下の状態
曇り : 雲量が9割以上で、中・下層の雲が上層の雲より多く、降水現象がない状態
但し、雨や雪などの降水がある場合は、雲の量に関係なく「雨」「雪」などになります。
「曇り一時雨」の「一時」は予報期間(明日予報の場合は24時間)のうち4分の1(6時間)より短い時間、雨が続けて降るという意味です。
「曇り時々雨」の「時々」は雨が降ったり止んだりしてその合計時間が予報期間の2分の1(12時間)より短いことを表します。「晴れ時々曇り」も同じように「曇っている」時間の合計が2分の1より短い場合に使います。
「曇りのち雨」の「のち」は、予報期間の前半が曇り、後半が雨となる場合に使います。
また、「ところにより雨」とは、予報発表区域の半分より狭い範囲で雨が降ることを表します。
「降水確率」は、降水確率は雨や雪の降りやすさを確率で表したものです。
例えば、降水確率30%という予報が100回発表されたとすると、その内約30回は1mm以上の雨が降るという意味です。雨の強さや量とは直接関係はありません。
「高気圧」や「低気圧」は、周りと比べて、高さ(気圧)の同じ面で、周囲よりも気圧(高度)が高く、閉じた等圧線(等高度線)で囲まれたところが、高気圧となります。また、高さ(気圧)の同じ面で、周囲よりも気圧(高度)が低く、閉じた等圧線(等高度線)で囲まれたところが低気圧となります。
神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています。(ローマの信徒への手紙8章28節)