ディダケー Didachē(十二使徒の遺訓〈教訓〉)
十二使徒の教え(教訓、遺訓)と伝えられるが、多くの学者によって1世紀後半から2世紀初頭に成立した文書と考えられている。
原始キリスト教においてイエスの教えを実践するための信仰生活の教示・訓育をいい、狭義には使徒教父文書(聖書以外の主要な文書)の一つ「十二使徒の遺訓〈教訓〉」をいいます。
参考HP等
①ディダケー(十二使徒の教訓)、②ディダケー(十二使徒の教訓)、③新約聖書中の説教:ケリュグマとディダケー
なお、①~③のHPはあくまでも、参考のHP(ホームページ)です。
元関西学院大学神学部教授、院長 山内一郎 著
「十二使徒の名は次のとおりである。まずペトロと呼ばれるシモンとその兄弟アンデレ、ゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネ、 フィリポとバルトロマイ、トマスと徴税人のマタイ、アルファイの子ヤコブとタダイ、熱心党のシモン、それにイエスを裏切ったイスカリオテのユダである。」(マタイによる福音書10章2節~4節)