キリストの愛と教会(信徒)の愛
私たちの教会は、イエス・キリストを救い主として信じ、受け入れ、永遠の命を約束された信徒たちで成り立っています。キリストが教会を愛し、教会のために御自分をお与えになったように(エフェソ5:25)、キリストは愛をもって教会を花嫁として選ばれました。私たちがイエス・キリストを信じた時に婚約が成立しているのです。イエスキリストを信じる人はキリストの将来の花嫁なのです。ただ、花婿であるキリストがいつ私たちを迎えに来るのか。それは、誰にも分かりません。花婿の父である神しか知らないのです。―「その日、その時は、だれも知らない。天使たちも子も知らない。ただ、父だけがご存じである(マタイ24:36)。―キリストが再び戻って来られるとき、花嫁である教会は花婿であるキリストと結ばれて、永遠の結婚が実現するのです(黙示録21:2)。
エフェソの信徒への手紙5:25~32
夫たちよ、キリストが教会を愛し、教会のために御自分をお与えになったように、妻を愛しなさい。キリストがそうなさったのは、言葉を伴う水の洗いによって、教会を清めて聖なるものとし、しみやしわやそのたぐいのものは何一つない、聖なる、汚れのない、栄光に輝く教会を御自分の前に立たせるためでした。そのように夫も、自分の体のように妻を愛さなくてはなりません。妻を愛する人は、自分自身を愛しているのです。わが身を憎んだ者は一人もおらず、かえって、キリストが教会になさったように、わが身を養い、いたわるものです。わたしたちは、キリストの体の一部なのです。「それゆえ、人は父と母を離れてその妻と結ばれ、二人は一体となる。」この神秘は偉大です。わたしは、キリストと教会について述べているのです。
→愛は、神が命じ(→復讐してはならない。民の人々に恨みを抱いてはならない。自分自身を愛するように隣人を愛しなさい。わたしは主である[レビ19:18]。)、イエス・キリストが繰り返し語り(マタイ19:19、22:39)、パウロが教えた(ローマ13:9)。