065 ベルゼブル論争 Jesus and Beelzebul

ルカによる福音書8:1~3、マタイによる福音書12:22~32、マルコによる福音書3:20~30、ルカによる福音書11:14~23、12:10

▶ルカによる福音書8:1~3
01すぐその後、イエスは神の国を宣べ伝え、その福音を告げ知らせながら、町や村を巡って旅を続けられた。十二人も一緒だった。
02悪霊を追い出して病気をいやしていただいた何人かの婦人たち、すなわち、七つの悪霊を追い出していただいた(ガリラヤ湖岸の)マグダラ(という小さな町の出身)の女と呼ばれるマリア、
03ヘロデ(→ガリラヤの領主ヘロデ・アンティパス、在位:BC4~AD39)の家令(=執事→家の事務や会計管理、他の雇い人を監督する)クザの妻ヨハナ、それにスサンナ、そのほか多くの婦人たちも一緒であった。彼女たちは、自分の持ち物を出し合って、一行に奉仕していた(→女性たちがユダヤ教の教師を経済的に援助することはしばしばあった)。
→ヨハナは、他にルカ24:10に、またスサンナはここにしか登場しない。