041 安息日に麦の穂を摘む
(マタイによる福音書12:1~8、マルコによる福音書2:23~28、ルカによる福音書6:1~5)

01そのころ、ある安息日(→金曜日の日没~土曜日の日没)にイエスは麦畑を通られた。弟子たちは空腹になったので、麦の穂を摘んで食べ始めた。
→麦の穂を摘むことは仕事であり、安息日の規定違反だと、ファリサイ派(→律法を守ること、特に安息日や断食、施しを行うことや清めの儀式を強調した)の人たちは考えた。
→イスラエルでは空腹の旅人が畑を通り過ぎるとき、慣習上、麦の穂を摘んで食べてもよいと考えていた(申命記24:19~22)。
→ルカによる福音書6:1
ある安息日に、イエスが麦畑を通って行かれると、弟子たちは⓵麦の穂を摘み、⓶手でもんで食べた